2010年11月21日日曜日

定例セミナーは、いよいよ今週末です。すぐにも参加申し込みをなさってください。

以下はすでに終了しました。参加者は25名でした。次回は3月26日です。


代表幹事の相沢さんからは以下のようなお誘い文がきておりますので、それをそのまま引用しておきますので、よろしく。

目下,若い世代と女性の参加が少なく,ちょっと気になっております。あるいは今回の発表が「大学講義ふう」で敬遠されたのかもしれません。
しかし,杉原厚吉先生は東大教授時代「大学教師はエンターテイナーであれ」と言われました。要は「面白い講義でなきゃ」ということでしょう。教師側だって「先生,楽しかったです」などと授業評価アンケートに書かれると(とくに女子学生から)こんな嬉しいことはありません。
ICS研究会の発表はいつもこれなんですネ。今回発表の両先生にもエンターテイナーになっていただきます。聞き所を私なりにメモってみました(両先生,どうか大目に見てください)。気楽に参加されて,楽しく,あるいは厳しく,ひとときを過ごしてもらえればと思います。(以上は、相沢代表幹事からの一言。)
***

日時 11月27日(土)午後2時~5時30分
会場 武蔵大学 研究棟1階01B会議室 http://www.musashi.ac.jp/
            03-5984-3701

プログラム《文系 vs 理系》
14:00-15:10 司会:岩崎 強(AIGエジソン生命(株)コンサルタント)
「人間とロボット──サービスロボットの産業論的,哲学的考察」
・発表者:貫 隆夫(帝京大学客員教授・武蔵大学名誉教授)
・コメンテーター:並木志乃(東京大学大学院 情報学環 交流研究員)
21世紀はロボットの時代になりそう。とくに,オフィス,家庭,病院などで
使われるサービスロボットの実用化と普及。さらには,自動車がサービスロ
ボット化したり,精巧なヒト型ロボットが自爆テロに使われたり,臓器再生・
移植が進んで人間自身ロボット化したり,はたまた,難曲を楽々と弾いてのけ
る演奏ロボット,何でも言うことを聞いてくれる美麗ロボット……,ひとつ,
     その辺の可能性をじっくり考えてみませんか?
~ Tea Break ~
15:30-16:30 司会:佐藤 創(専修大学教授)
「バトルに継ぐバトル──COINSコンパイラ・インフラストラクチャの開発」
・発表者:渡辺 坦(COINS協会)
・コメンテーター:湯野川恵美((株)ヒューマンシステム 代表取締役)
コンパイラとはコンピュータを動かすコトバ。ロボットも一種のコンピュー
タだからロボットを動かす道具でもある。そして新型コンピュータを作る度
に,それ専用のコトバを作ってやらねばならない。大変です。この難題に取り
組んで,ひとつの解決策に到達しました。その間,自信たっぷりの専門家同士
の闘い,疑り深い事務方や役所との闘いもありましたが,そんな人間関係も含
めて「万能コトバ生成器」の開発次第を報告します。

16:30-17:30 総合討論 司会:相沢輝昭(広島市立大学名誉教授)
・引き続き,会場近くで懇親会(会費3,000円)
・セミナー参加費は1,000円(学生500円)
参加くださる方は次のいずれかをichiraku@gssm.musashi.ac.jp
返信ください。今週は相沢は自宅におりませんので、一樂が代わりに受けます。
・参加。懇親会にも出席。
・参加。懇親会には欠席。
木曜中には決めて申し込みをしてください。

NHK青山荘で開催のシンポジウム

ICSシンポジウム10/3報告 
                                                          代表幹事・相沢輝昭
   充実して楽しいシンポジウムでした。発表の皆さんには、それぞれの生き方を前向きに「美しく」ご披露くださり、本当にありがとうございました。ハッと気づかされることも多々ありました。
  参加者30余名、最後はICSならではの「学問酒場」で、レベルの高い歓談を楽しみました。そこには、不参加の古い会員から思いがけず届けられた自家栽培のブドウも並びました。
 次回会合は11月27日(土)午後、「文系 vs 理系」と銘打って、貫隆夫、渡辺坦両先生のセミナーを予定しております。ご案内は近々さしあげます。またお会いできますことを!
 以下にシンポジウム風景をいくつか。一樂さんも別にブログでたくさんの写真を公開されるのではないかと期待しています。

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以下、一樂信雄です。

当日に写真はブレているのも含めて以下のURLから見られると思いますので、トライしてみてください。
http://30d.jp/manage/albums
http://30d.jp/ichiraku/2
写真を共有するのにはとても便利なWebだと思います。
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2010年10月26日火曜日

次回セミナー詳細決まる

ICS研究会11月定例セミナーのご案内
 
  ICS研究会のIはInformation(情報)、CはControl(制御)、SはSystem (システム)ですから、間口は広く、理系にも文系にも開かれた研究会です。

  今回のセミナーは、はからずも、文系出身の先生と理系出身の先生のそろい踏みとなりました。文系文化と理系文化の違いのようなものまで聞けるかな?と楽しみにしております。

  ところで(と、ここでやめると簡略すぎる前文になるので続けますが)高橋昌一郎『知性の限界』(講談社現代新書、2010)を読んで、理系陣営と文系陣営の間に1996年「サイエンス・ウォーズ」が勃発したことを知りました。ご存じでしたか?

  発端は、物理学者が数学と自然科学を徹底的にこきおろす論文を文系雑誌に発表したこと。え?理系陣営自ら降伏宣言したの?とびっくりさせられますが、ドッコイ、これは理系陣営の驚くべき企みでした。「あの論文は完全なパロディーであり、ポストモダニズム系学者のバカバカしい表現を引用・組合せたパッチワークにすぎない」と、論文が出た直後、著者自身が暴露したからです。

  賛否両論を総括するかたちで、著者ソーカルは改めて、ろくすっぽ理解もせずにトポロジーやら相対性理論を振りまわすラカンやイリガライらの「論文」を「知的詐欺」と断じて皮肉たっぷりにコメントしております。

  さて、今回のセミナーは《文系 vs 理系》と銘打ちました。むろん「サイエンス・ウォーズ」は意味しておりませんので、念のため。
                        代表幹事・相沢輝昭

   ***
日時:11月27日(土)午後14時~5時30分


会場:武蔵大学 研究棟1階0B会議室 http://www.musashi.ac.jp/


プログラム:『文系 vs 理系』

14:00-15:20 司会:岩崎 強(オリックス)

 貫 隆夫:人間とロボット──サービスロボットの産業論的、哲学的考察

 私は21世紀の主要工業製品は自動車からロボットへシフトすると考えます。

ロボットは産業用ロボットとしてはすでに普及していますが、オフィス、家庭

や病院などで使われるサービスロボットの実用化と普及はこれからです。サー

ビスロボットの機能レベルが上がると自動車そのものがサービスロボット化す

ると予測されます。ロボット産業はハードとソフト面ですそ野の広い21世紀の

基幹産業になる可能性が大きいのですが、他方で、例えば精巧なヒト型のサー

ビスロボットが自爆テロの道具に使用されるリスクなど、検討すべき課題が多

いのも事実です。臓器再生・移植が進み人間自身がロボット化する可能性も含

めて、議論のたたき台を準備する予定です。

 略歴:1940年鹿児島市生まれ。慶應義塾大学大学院商学研究科にて経営学を

学ぶ。武蔵大学(経済学部)、大東文化大学(環境創造学部)の教授を経て、

現在、帝京大学客員教授(エコ社会論担当)。

 ──コメンテーター:並木志乃(東京大学大学院 情報学環 交流研究員)

15:20-15:40 Tea Break

15:40-16:40 司会:佐藤 創(専修大学教授)

 渡辺 坦:バトルに継ぐバトル──COINSコンパイラ・インフラストラクチャの開発

 2000年度~2004年度にかけて、文部科学省の資金を得て、コンパイラの研

究・開発の発展のために、コンパイラを容易に作成可能とするCOINSコンパイ

ラ・インフラストラクチャを開発した。日本のコンパイラの第一人者である中

田育男教授をリーダーとして、約10人の専門家が力を結集した結果、3~6ヶ月

で新機種向けのコンパイラを開発可能にするなど、目標以上の成果を上げるこ

とができた。その後、さらにIPAの資金を得るなどして機能を拡充した。これ

は、世界に向けてソースプログラムを無償提供しており、COINS協会を設立し

て、その頒布と保守・改良を続けている。開発にあたっては、各人が自分の方

式に自信を持つ専門家の間での方式設定をめぐるバトル、事務方や役所とのバ

トルなど、多くの困難があったが、強力に支援してくれる人たちもいて、完成

させることができた。少ない資金による29万行のプログラム開発について報告

する。

 略歴:1962年京都大学理学部数学科卒業、日本IBM、日立製作所中央研究

所、同社システム開発研究所、電気通信大学情報工学科教授を経て、現在は晴

耕雨読の生活。東京大学工学博士。

 ──コメンテーター:湯野川恵美(株式会社ヒューマンシステム 代表取締役)



16:40-17:30 総合討論 司会:相沢輝昭(広島市立大学名誉教授)

・引き続き、江古田駅周辺で懇親会(会費3,000円前後実費)

・セミナー参加費は1,000円(学生500円)


参加くださる方は、次のいずれかを相沢輝昭 aizawa@chime.ocn.ne.jp あてに

ご返信ください。

・参加。懇親会にも出席。

・参加。懇親会には欠席。

締め切りは24日{水}。
                             以上

Sypojium 2010終了報告

ICSシンポジウム10/3報告
                                              代表幹事・相沢輝昭

  充実して楽しいシンポジウムでした。発表の皆さんには、それぞれの生き方を前向きに「美しく」ご披露くださり、本当にありがとうございました。ハッと気づかされることも多々ありました。

   参加者30余名、最後はICSならではの「学問酒場」で、レベルの高い歓談を楽しみました。そこには、不参加の古い会員から思いがけず届けられた自家栽培のブドウも並びました。

  次回会合は11月27日(土)午後、「文系 vs 理系」と銘打って、貫隆夫、渡辺坦両先生のセミナーを予定しております。ご案内は近々さしあげます。またお会いできますことを!

   以下にシンポジウム風景をいくつか。一樂さんも別にブログでたくさんの写真を公開されるのではないかと期待しています。









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以下、一樂信雄です。

当日に写真はブレているのも含めて以下のURLから

見られると思いますので、トライしてみてください。

http://30d.jp/manage/albums

http://30d.jp/ichiraku/2

写真を共有するのにはとても便利なWebだと思います。

いろいろ利用価値はあるかなと思います。

2010年10月21日木曜日

今年度ICSシンポジウムは盛会裸に終了

 去る10月4日(日)に開催されたICSサマー兼ウインターシンポジウム2010 は日曜日にもかかわらず30名以上の参加を得て終了いたしました。

 次回の定例セミナーは、11月27日(土)午後2時より5時までを予定しております。
 場所は、お馴染となりました武蔵大学を使用する予定です。

 詳細決まり次第、更新いたします。

2010年8月31日火曜日

ICSシンポジウムの開催のお知らせ

            代表幹事・相沢輝


今回のICSシンポジウムは、世代が向き合う新生ICS研究会の証しとし

て、いろんな世代のいろんな経験の持主からそれぞれに「生き方」を披露して

いただきます。発表者には「前向きに、何らかの美を伴って」とだけお願いし

てあります。



従来、ICSのシンポジウムは1泊2日が慣例でしたが、今年は「都内全日ス

タイル」としました。発表5時間、自由討論5時間、少々ハードかもしれませ

んが、お楽しみいただければ幸いです。このメール末尾の参加要領に従って、
ぜひ、ご参加ください。


日時 10月3日(日)10時~20時

会場 NHK青山荘(せいざんそう;港区南青山)
   http://www.bestrsv.com/hotel/2004080047/access.html
プログラム:《What a Wonderful World=人生ってすばらしいゼ》

10:00-12:00 セッションA

  座長:一樂信雄(武蔵大学名誉教授)&磯野秀明(元川村学園女子大学)

1.一樂照雄と農業と私

 相沢輝昭(広島市立大学名誉教授)

2.人材紹介ビジネス花盛り~でも、辛いよ、コンサルタントは~

 阿部照夫(ドルチェインターナショナル http://www.dolceintl.com)

3.寿命まで健康に生きるための支援の取組 瑠美子医療ステーション 肝付

 工藤南海夫(医療ビジネス研究会 中小企業診断士)

4.ドロップアウトからの人生、再スタート!

 藤原マリエ(マリエ・エンタープライズ http://www.m-e.in/


12:00-13:00 昼食(青山荘べんとう)

13:00-14:30 セッションB 座長:稲垣光之(ライテック)

5.未来を予測する最良の方法は?

 湯野川恵美(ヒューマンシステム http://www.humansystem.com)

6.昨日より今日、今日より明日が楽しい

 高橋信夫(翻訳業(自営) http://www.nobuotakahashi.com)

7.知的好奇心は未だ満たされず~A rolling stone gathers no moss~

 山岡哲也(賢嶺)


14:30-15:30 Tea Break

15:30-17:00 セッションC 座長:武田あかね

(ミストラル/キイストン http://column.in-shoku.info)

8.楽苦美偉の魅力を知る

 奥田雅之(エックスビズ http://ameblo.jp/exbiz)

9.この瞬間を味わいたくて──M&Aと企業統合支援

 中村寛(PBアドバイザリー)

10.とりとめもなく、このごろのことを

 坂本實(専修大学名誉教授)   (シンポ終了)



18:00-20:00 懇親会(立食パーティー;NHK青山荘)

   ***

[諸費用]参加費は2,000円/人です。その他に、昼食代:1,500円(希望者の

み)、懇親会費:5,000円(参加者のみ)。


[参加要領]参加くださる方は、下記にお答えのうえ、この2行を
相沢 輝昭 宛て aizawa@chime.ocn.ne.jp にご返信ください。

・昼食は(必要、不必要)

・懇親会には(参加、不参加)

5月定例研究会の代表幹事相沢からの報告

去る5月22日のセミナーは「テレビという世界」の半世紀の発展をた

どり、かつ、最新の番組制作あれこれを興味深く教えられるものでし

た。参加者20余名、ほぼ全員が懇親会にも流れて、午後からの充実の

7時間を楽しく過ごしました。



そのときの写真を以下6枚貼付します。そこには「世代が向き合う」新

生ICSの姿がありましょう。(写真は、発表者の吉田さん市川さん、

コメンテーターの谷口さん藤原さん、それにセミナー風景と懇親会風景)






残念ながら一樂信雄さんの出席は叶いませんでしたが、一歩ずつ快方に

向かっておられ、リハビリも始めた、との近況報告がセミナー冒頭でな

されました。その後なお入院加療中ながら、電話もかけられるように

なった由。次回には元気な姿を見せてくださるでしょう。



その次回、“What a Wonderful Word”(人生ってすばらしい

ゼ)と銘打って、いろんな世代の多彩な生き方を聴く1泊のシンポジウ

ムを計画中です。時期は9月下旬から10月上旬のころ。皆さんからの

発表申込み、大歓迎!

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一樂信雄より近況報告:
今日で8月も終わりですが、このたびのこの報告なども
掲載が大幅に遅れ申し訳なく存じます。

理由は、私が予期せぬ事態に4月18日より6月21日まで
急性肺炎のために入院を余儀なくされパソコンも触れること
もできず、退院後も2ヶ月経ちましたが、PCの状態を回復できずに
おります。、

その原因の一つはバックアップのメモリーを燃えないゴミと共に
廃棄するようなドジをやってしまいメモリー内容はPC購入時の
4月以前の状態にも復帰できず、PC環境の初期化をやりなんとか
使用している状態です。

事情ご賢察のほどお願い申し上げます。

2010年4月15日木曜日

次回5月定例セミナーのお知らせ

ICS研究会5月セミナーの御案内
代表幹事・相沢輝昭

「少しばかりの知(savoir),できるかぎり多くの味(saveur)」──
こう言ったのはフランスの哲学者ロラン・バルト。ICS研究会のココロにも
ふしぎにピタリ当てはまるように思います。

いっそ、もっとくだいて「ICS研究会=学問酒場」でどうだ!などと思った
りもします。

さて、今回の発表は下記2件、これをサカナに学問酒場で知的に楽しく大いに
盛り上りましょう!

日時 5月22日(土)午後1時30分~5時
会場 武蔵大学8号館8701教室
http://www.musashi.ac.jp/

プログラム《テレビという世界》

13:30-14:50 司会:宮崎真木雄
『知っているようで知らないテレビ』吉田康麿
(フジテレビOB)
~あなたはどれだけご存知ですか? 日本のテレビ初物語・クイズ20の扉~
第1部/10の歴史/放送の法律、商業放送、V局とU局、カラ-放送、
  ワイドショ-、衛星中継、腸捻転の解消、多重放送、衛星放送、地デジ
第2部/10の初企画/ボクシング、プロ野球、釣り、水中撮影、ボウリング、
  ワイドショ-、女性司会者、ロ-カルワイド、大リ-グ中継、フロデュ-サ-
 コメンテーター: 未定
     --- Tea break ---
15:10-16:10 司会:武田あかね(ミストラル/キイストン)
『テレビという不思議な箱の裏側』市川大作(フォーナイン)
 テレビ番組を制作して18年。ゴールデンから深夜まで、バラエティ番組や
ドキュメンタリー番組と様々なジャンルの番組制作の経験を生かし、テレビの
裏側を分かりやすく楽しくお話する。内容は大きく4つ:
・テレビ番組って一体何人で作っているの?(人に関する話)
・テレビ番組制作は一日にしてならず(制作過程の話)
・番組が生まれる瞬間をお見せしましょう!(番組企画をする話)
・テレビ番組制作の「こぼれ話」
 コメンテーター:未定

16:10-17:00 総合討論 司会:相沢輝昭(ICS研究会代表幹事)

引き続き会場近くのイタリアン「ラ・ピエトラ」で懇親会を開催します(会費3,000円)。
ここでも盛り上りましょう!お開きは19:00を予定。

セミナー参加費は1,000円(学生500円)
参加申込は
https://www.supportyou.jp/ichiraku/form/14/
からお願いいたします。
なお、研究会に関するお問い合わせは、ics-ken@attglobal.net まで、お願いいたします。

2010年4月14日水曜日

定例セミナーは盛況でした。


さる3月13日に開催された第1001回目の定例セミナーは大変に盛況なうちに終了いたしました。ご参加いただいた方々に感謝申し上げます。会場は70名入る教室でしたが、当日参加も多く、総勢34名の方々にお集まりいただきました。            講師小松佑子さん
会場を暗くしての映像

第2部スピーカー相沢輝昭さん
コメントをした武田あかねさん
2部の司会をした湯野川恵美さん
プーシキンとオペラについてのコメントをされた佐藤創さん
フロアーからの発言
手前は桂扇生師匠
熱心に聞き入っています。  
山田善教さんからの発言
  小松佑子さんいよるプーシキンとチャイコフスキーについてのお話は、わたしなどにとっては初めて聴くような話ばかりでもっとロシアのオペラを見る機会が日本でもあればと思いました。

  しかし、作品の背景を分かっていてDVDを鑑賞もできて小松さんにはさすが長年の蘊蓄を傾けていただきました。こういうのは1回限りでなく、またあってもいいなと思いました。

  第2部の相沢輝昭さんの言語・言葉についてと数概念については、興味深い事例によって複数と単数に関連してはみなさんのこれまでの経験をもとに他の観点からの意見を述べたり、 一人称代名詞の包括形・除外形の問題などについても参加者からの率直な意見が出て盛り上がり、予定時間を30分近くオーバーして終了。

  それからは21名の方々が交流パーティに参加されこれも会場の制限時間で収まらず、追加ででざーとかお茶を追加することで凌ぎました。会場は江古田駅近くのイタリアンを借り切ってル・ポルタで開催しました。そこでの写真も多数ありますが、それは個々の方に送るようにしましょう。


 


  次回は5月22日を予定しています。








2010年1月20日水曜日

定例セミナーのお知らせ

ICS研究会3月セミナーの御案内
ICS研究会代表幹事 相沢 輝昭

 研究会の目玉はやはり魅力的な発表です。テーマは
I(情報)C(制御)S(システム)に限りません。
何でもあり。発表者にはただ、前向き(positive)なものを、
何らかの美(beauty)が伴うものを、とだけ、お願いして
あります。
 さて、今回の発表は次の2件。これをネタに、自由に、
楽しく、あるいは丁々発止と、最後にはお酒も入れて、
大いに語り合いましょう!

日時 3月13日(土)午後1時30分~5時

会場 武蔵大学8号館8701教室 
練馬区豊玉北1-26-1 TEL:03-5984-3706
アクセスは、以下のURLを参照してください。
http://www.musashi.ac.jp/modules/annai_kouhou/index.php?content_id=9

プログラム 《深く考えることの楽しみ》

13:30-14:50  司会:一樂信雄(武蔵大学)
 『ロシア文学とオペラ』
小松佑子
(東京大学大学院博士課程)

 プーシキンの作品をオペラに仕上げた作曲家は多い。
その中でも代表はチャイコフスキー。彼はプーシキンの
原作を用いて自分の生きている時代をどのように
表現したかったのか? 文学とオペラの相関関係を
考える。
 コメンテーター:佐藤創(専修大)
   --- Tea break ---
15:10-16:10  司会:湯野川恵美(ヒューマンシステム)
 『数の言語表現をめぐって』
相沢輝昭
(広島市立大学名誉教授)
 モノの個数、コトの回数をめぐる、面白い言語現象の
あれこれを考える。関連して、早田輝洋の論文『一人称代名詞
の包括形・除外形の体形』を読む。
 コメンテーター:武田あかね(ミストラル/キイストン)
16:10-17:00 総合討論

引き続き懇親会を開催します。ここでも盛り上りましょう。
・セミナー資料代:1,000円(学生:500円)
・懇親会費は別途3,000円前後を考えています。
場所は参加人数しだいで決めます。
申込は、https://www.supportyou.jp/ichiraku/form/6/
からお願いいたします。